つややかでとろんとした、おいしそうな見た目。
食べると甘くて、やさしい香りが広がり、しあわせな気持ちへ誘う「はちみつ」。
第3弾でははちぐみ養蜂場さんの2種のはちみつを使ってパーティーなどのおもてなし料理としてもオススメのはちみつお料理をお届けします。
はちぐみ養蜂場の6月蜜を使った
「かぶのハニーエチュべ」
~香ばしく、トロッとしたかぶの蒸し焼き~
■人数: 2人分
■時間: 20分
■材料
・かぶ 3個
・ベーコン(厚切り) 1枚(25g)
・6月蜜 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 小さじ1
・ローズマリー 1本
・水 100ml
・黒こしょう 小さじ1/2
■作り方
1. かぶは皮付きのまま茎2cmを残して切り落とし、実を半分に切って水にさらして土を落とす。
切り落とした茎はざく切りにする。ベーコンは3cm幅に切る。
2. 厚手の鍋にオリーブオイルを入れ、かぶの切り目を下にして加える。
塩、ベーコン、ローズマリー、水の順に加え、蓋をして中弱火で蒸し焼きにする。
13分経ったら、茎を加えてさらに2分加熱する。
3. お皿に盛り付け、ブラックペッパーを振り、はちみつをかける。
はちぐみさんの6月蜜 110g・1,188円(税込)
はちぐみ養蜂場の8月蜜を使った
「鶏肉とじゃがいものハニーグリビッシュサラダ」
~鶏肉とじゃがいものゴロっと食感のあるサラダ~
■人数 :2人分
■時間 : 20分
■材料
・鶏もも肉 小1枚(250g)
・じゃがいも 2個(約250g)
・ブロッコリー 1/2個
・卵 2個
・オリーブオイル 大さじ1
・塩・こしょう 各少々
《A》
・ピクルス 60g
・粒マスタード 大さじ1
・8月蜜 大さじ1/2
・オリーブオイル 大さじ1
・酢 大さじ1
・塩 小さじ1/4
■作り方
1. 鶏もも肉は一口大に切る。じゃがいもは、皮をよく洗い皮付きのまま一口大に切り、ラップにひとまとめにして包み、600Wの電子レンジで4分加熱する。ブロッコリーは小房に分ける。ピクルスは粗みじん切りにする。
2. 中火で温めたフライパンにオリーブオイルを入れ、卵を割り入れて蓋をし、お好みの焼き加減で目玉焼きを作る。
3. 目玉焼きを取り出し、じゃがいもと鶏もも肉を皮目から加えて、蓋をして5分焼く。ひっくり返し、空いてる部分にブロッコリーを加えてさらに3分焼く。
4. ボウルに2、3、《A》を入れ、目玉焼きを大きく崩しながら全体を和えたら、お皿に盛り付け。
はちぐみさんの8月蜜 110g・1,188円(税込)
今回ご紹介したはちみつレシピを開発いただいた料理家 茂庭 翠さんにHONEY ROA MD担当 岩本がお話をお伺いしました。
INTERVIEW
ー料理における素材「はちみつ」について。
茂庭翠(以下、茂庭):甘さに加えて、香りを足したい時にアクセントとして重宝しています。ドレッシングや ソースに入れるとはちみつ由来のコクが加わり、味に深みが出て、食材の本来の味わ いを引き立ててくれるような印象があります。艶が出て水分を保ってくれるので、おいしそうに見える効果もあり、おもてなし料理にもよく使います。
岩本:お肉料理でコクを出したいときなどに「隠し味としてはちみつ使う」というのがこれまででした。今回ご紹介いただいた「はちみつの艶を活かし、魅せる料理」は簡単におしゃれな一皿が叶うレシピですね。
ーそれぞれのお料理のポイントは?
茂庭:6月蜜(かぶのハニーエチュべで使用)は、爽やな香りとさっぱりとした甘さを生かして加熱せず仕上げにかけるレシピに仕上げました。じっくりと火を入れたかぶの甘味、ベーコンの旨味と塩気を、はちみつがまとめてくれる、お酒のおつまみにもぴったりなレシピです。胡椒が良いアクセントになりますので、たっぷりかけてください。
岩本:かぶとはちみつの組み合わせは意外でした!甘さとしょっぱさがクセになりそうです。
茂庭:8月蜜(鶏肉とじゃがいものハニーグリビッシュサラダ で使用)は、ビターでコク深い味わいが特徴的なので、お肉や根菜類など食べ応えのある、味のしっかりとした食材と相性が良いと感じました。ハニーマスタードから着想を得て、フランス料理のレシピをアレンジして温サラダとして仕上げてみました。温かいうちに和えることがポイントで、味がしっかりと馴染みます。
岩本:食べ応えがあり、見た目のボリュームもあるのでパーティーにもぴったりですね。
茂庭翠
フードスタイリスト・料理研究家
10歳の頃から本職を志し、調理学を修める。
飲食店の運営、東京會舘西洋料理教室助手を経て複数のフードコーディネーターに師事。
現在は広告のフードスタイリングを中心に、レシピ開発やテーブルコーディネートなどを行う。
HONEY ROA MD担当 岩本
2022年よりHONEY ROA担当。料理は簡単、おいしいがモットー。