「岩手県一関市 磐乃井酒造を訪ねる旅」
エイジングケア*¹「ジェネラス」シリーズには、コメヌカ水と併せて、酒蔵から直接いただいたコメ発酵液*²を配合しています。
今回の旅は、米農家 小島さんの田んぼからほど近い、創業108年の磐乃井酒造を訪ね、仕込みの撮影をさせていただき、杜氏の佐藤さんにお話しをお伺いしました。
*1 年齢に応じたお手入れ *2 保湿成分

磐乃井酒造の暖簾がある玄関

お米を蒸す準備中
磐乃井酒造 杜氏 佐藤さん(以下、佐藤さん)

●佐藤さんは岩手県にはUターン就職だったそうですね。
佐藤さん:東京の大学を卒業後、東京で就職しました。27歳で故郷の岩手に戻り、物作りに関わりたいと思い、磐乃井酒造に入社しました。
●酒蔵で働くきっかけは?
佐藤さん:お酒を呑むのが好きで、以前から酒蔵にも行ったりしていました。磐乃井酒造の求人募集をきっかけに酒造りに携わってみたいと思い、入社しました。

留麹

酒蔵いっぱいの湯気に圧倒される
●杜氏になってどのくらい経ちますか。
佐藤さん:杜氏になって七年目です。入社して5年で杜氏になりました。
●杜氏は酒造りの最高責任者と聞いていますが、杜氏になるまでどのような歩みだったのでしょうか?
佐藤さん:磐乃井酒造で働き始めた最初は営業をしていて、首都圏で酒を販売してくるという業務でした。地酒専門店に営業に行くと、皆さん知識が豊富なので、このままでは十分に伝えられないと思い、直接酒造りに関わりたいと思うようになりました。
●営業から蔵人へ。そして杜氏へ。
佐藤さん:まずは蔵人として下働きをして、そのうちに自分で酒を作ってみたいと思うようになりました。前の杜氏は現在の社長で、酒を知ってもらい販売するには杜氏をやらない限り難しいと言う話をしました。
通常、蔵人(くらびと)として来てもらっている方々は、夏場は農業をやっていて、冬場だけ来てくれるのです。そういう方々なので、酒造りに関しては南部杜氏協会の講習に参加したり、年数を重ねてくると人とのつながりが増えるので情報交換したり、知識を増やす勉強をしていました。そして杜氏の社長にそろそろやってみるかと声を掛けられ、2017年から杜氏に就任ました。

蒸米の放冷作業
●杜氏の仕事とは?
酒の設計をする仕事です。例えば、どのような清酒酵母を選んで、どういった麹菌をセレクトするか。仕込み配合のレシピをどのような味に仕上げていくか、この設計をする仕事です。
実際に作業にも入りますし、発酵の状態を分析して、理想の味に近づけていくということをやっています。
●杜氏の仕事の中で、気持ちが高まる時はどのような場面でしょうか。
自分が美味しいと思うこと、自分が好きな味を目指して、毎年酒をつくっていますので、酒が出来上がった時、試飲した時に初めてよかったなと思います。あとは、お客様に美味しいと言ってもらえることが、やはりやりがいですね。
●磐乃井酒造のこだわり、自慢の酒について。
会社は創業108年目になるのですが、創業当時から地元の原材料を使って地域に根差した酒造りを掲げてやっていて、蔵人が作ったこの地域で採れた米で酒をつくっています。香りは穏やかで、甘みがありながらもすっきりとした味わいなのではないかと。食事の邪魔をせず、飲み飽きしない酒を目指して作っています。

●ご自身で手掛けたお酒を味わう時、どのようなお気持ちでしょうか。
お酒が好きなので日々呑むのですが、自分が作った酒が一番落ち着くと言うか。もともと会社の流れの味もあるのですが、その中でも自分の好みに寄せているところもあるので、やはりほっとするというか。そんな気持ちで呑んでいます。
●今回の取材にあたり、発酵食品を三日間控えるということでしたが、酒造りに関わる皆さんは菌がご法度でいらっしゃるそうですね。
バスツアーなどで、朝旅館から直行で見学にいらっしゃるお客様もいらっしゃいます。だいたい旅館の朝食は納豆があるので、食べられた方もいるとは思いますし・・・。菌は目に見えないので難しいですね。ただ、私たちは納豆を始め、発酵系の食品は酒造りが始まる11月から3月初旬までのシーズン中は食べないですね。仕事がなければ一日に3回は納豆を食べたいくらい好きなのですが。
●美容業界には杜氏に方は手がきれいという伝説がありまして。佐藤さんの手は真っ白でふわふわですね!水仕事をされる男性の手には見えないです。
佐藤さん:ときどき人に言われます(笑)

佐藤さんの手は本当に美しかった!
~あとがき~
仕込みで忙しい日に取材をさせていただき、初めてみる酒蔵の様子に興味が尽きない一日でした。
磐乃井酒造さんにお伺いし、まさに地酒という文化を垣間見て、こんなお酒が呑めたら幸せだろうなと痛感しました。(私は下戸なのです)
日本酒の製造過程を知ると、肌に塗ったらよさそうだなと思わずにはいられません。佐藤さんの美しい手がすべてを物語っています。
磐乃井酒造で丹精込めて作られた日本酒から抽出したコメ発酵液*²を配合したジェネラスがますます愛しいものとなりました。

SKIN CARE JOURNAL Vol.7 2025年12月4日
取材・インタビュー:ROAlivブランドプロデューサー 吹附(たづき)由里子