2024.2.28

「育てるスキンケアプロジェクト」-SKIN CARE JOURNAL Vol.2-

4月に苗を植えてから少し、畑を管理していただいている方から電話がありました(嫌な予感)。400株植えた内、50株ほどが枯れてしまったと言う連絡でした。
もともとか弱そうな小さな苗も混ざっていたため心配していたのですが、予感的中です。
追加の苗を準備したいのですが、セイヨウノコギリソウはレアな植物のため、すぐには入手不可能で、農家の方に1か月ほど育てていただいてからとなりました。

 

7月の始め、追加の50株の準備が整ったため、苗植えのために単身岩手へ向かいました。
畑について驚いたのは、なんともう花を咲かせている子たちがいるのです!ハーブの成長は早いと聞いていましたが、これにはただ驚くばかりです。
柔らかでわさわさと茂る葉っぱと、可憐に咲く白い小さな花。皆で植えた苗がしっかりと成長していることに感謝しかありません。自然の力って素晴らしいですね。

 

白い花を咲かせるノコギリソウ、感無量です。

 

そして、枯れてしまった苗もその後復活を果たした子もいて、悲しい運命をたどったのはわずかでした。せっかく準備した50株ですから、畑のすきまに植えていくことにしました。

今度は遠慮なく成長してね、と思いを込めて。

 

苗を植えた後は、時間の許す限り草刈りです。雑草のたくましさ、パワーはすごいですね。しっかりと地面に根を張り、抜かれまいと踏ん張るのです。完全にパワー負けして遅々として進まず。見かねた管理の方が草刈り機で駆ってくれました。人生初の桑を使った草取りは、農業の大変さをほんの一コマ垣間見ることができた貴重な体験でした。日々食しているお野菜が尊く感じます。

 

見るからにへっぴり腰ですね。(笑)

 

夕方まで草取りに精を出し、先に育っている苗たちと、追加で植えた苗たちに「がんばって育ってね」と声をかけ、後ろ髪を引かれる思いで岩手を後にしました。

苗は花を咲かせられたのか、、次回vol.3をお楽しみに!

 


 

SKIN CARE JOURNAL Vol.2 2024年2月28日

ROAlivブランドプロデューサー 吹附(たづき)由里子